わたし、オーストラリアで農業はじめます。
こんばんは、はじめましての方ははじめまして。
オーストラリアでワーホリ4ヶ月目のSakiです。
せっかくの経験を記録したいと思ったのと、日々自分を奮い立たせるためみなさんに見ていただけるようブログを作成してみました。
これからワーホリに行きたい、もしくは現在ワーホリ中で情報が欲しいという方へ、少しでも役に立てればと思います。
さて、タイトル通りですが、そろそろ農業をはじめるタイミングがわたしにも来たようです。
まずはじめに注意しておくと、この記事にはなんの有益な情報も含まれません。笑
なぜならまだ行動を起こせていないこと、そしてただの現状報告になるためです。
次の記事からはおそらくどこかしら違う土地からの更新になると思うので、日記的なものに興味のない方は今回はご遠慮いただき、次回をお楽しみに。
なぜ農業?と思う方も多いと思うので、ここでオーストラリアのワーキングホリデービザの説明を簡単にしておきたいと思います。
オーストラリアでワーキングホリデーをするにあたって、まず誰もが取得するのが「ファーストワーキングホリデービザ」。
これは今ワーホリで来ているという人全員が持っているビザです。
しかし、このビザでオーストラリアに滞在できるのは1年まで。
じゃあもっといたい人はどうするの?という話になるのですが、ここからが農業に関係してきます。
ファーストでもうちょっとここにいたいな~と思った人は、次に「セカンドワーキングホリデービザ」を申請します。
1年終わったからじゃあ2年目、とすぐ延長できるほどこの国は甘くなく、
ファーストワーキングホリデービザで、オーストラリア規定地域において特定活動に3か月以上従事したことがあること
という条件があるのです。
特定活動というのは、季節労働、簡単に言えば農業(一部工場などもOK)のこと。
3か月以上というのは厳密にいうと88日以上、ということなのですが、もちろん88日間毎日働けるわけではありません。
実働88日となると最低でも3ヶ月半以上、仕事がコンスタントに得られない場合はもっと時間がかかるということです。
日本の約20倍の土地面積を誇るオーストラリア、もちろん全土に渡って広大な農場が広がっています。
しかし仕事内容、労働条件はファームひとつひとつによって全く異なり、歩合制のひどいところでは炎天下で1日8時間働いて給料は$30、資金が底をつき家賃が払えないという状況に陥るワーカーも少なくないようです。
どんなファームに出会うかは自分の運とコネと努力次第、というのがファームジョブの実状です。
ということで、先週の日曜日に最後のバイトを終え、セカンドビザゲットのために現在ファーム情報を日々模索中です。
今週末にはシドニーを出ようと思っているんですが、行き先が全然決められない。
「まあどんだけ考えても行ってみないとわからんし、運次第やろ!
とりあえず最初に行くとこだけ決めよ」
と考えていたはずが、候補が出てきては消え、また新しい候補を探しては消える、という繰り返し・・・
バンダバーグ ⇒ 仕事多いから何かしらありつける、あったかい ⇒ 日本人多い、悪徳ファーム多数、仕事きつそう
タスマニア ⇒ 一度は行ってみたい、チェリーピッキング楽そう、大型ファーム企業あり ⇒ 時期的にまだ早いのでおそらく仕事なし、寒い
アデレード周辺 ⇒ 日本人少ない、落ち着いたイメージ、ワイナリー系楽しそう ⇒ 現在仕事がないとの情報
メルボルン周辺 ⇒ 日本人少ない ⇒ 車ないときつい、野菜多し
ヤング ⇒ 日本人少ないらしい、チェリーピッキング ⇒ ネットで情報ほぼなし、バッパーの情報さえなし、まさに行き当たりばったり
コフスハーバー ⇒ 日本人少ない、海が近い、ベリーピッキング、大型ファーム企業あり ⇒ 行ってすぐ仕事があるかは不明
という無限ループ。。。
でもこの言い訳部分見るとほんまふざけてますね(笑)
きっと誰もが持っててそれでも動くところでしょう。
上にもちらっと書きましたが私が野菜を避ける理由は、腰にあります。
昔スポーツをしていた頃に背骨のひとつを疲労骨折していて、それが原因ですべり症になってしまったのです。
残念ながら治療法がないので、18歳の時に初めて挑戦したラーメン屋のバイトもこれが原因でリタイアしました。
立ち仕事は問題ないのですが、重いものを地面から持ち上げるなどの上下運動をすると一発でやられます。
これが理由で常に中腰でなければいけない野菜ファームの仕事はなんとか避けたい、さもないとしばらく病院通いに・・・
と、わがままを言うのもいい加減にして、そろそろ行動を起こそうと思っています。
これまでいろいろなバッパーやファーム企業に連絡を取ってきてやっと返信があったAdelaid Hillsと、バイト先のファーム経験者が教えてくれたタスマニアのファーム斡旋企業(こちらはメールでもしっかり連絡をとってくれます)、語学学校時代の知り合いがいるコフスハーバーが一番の候補です。
なので今のところ(←この期に及んで未だに決断できてない)まずコフスハーバー、もしくは収穫作物の多そうなアデレード周辺から攻め、年末あたりからタスマニアに行こうかなーと考えております。
きっと予定通りにいかないでしょうが・・・(笑)
こうして新しいことに挑戦しようとする度、臆病な自分に気づきます。
普段はなんとかなるっしょスタンスで生きていますが、こういった決断に迫られた時、自分はなんて度胸がないんだろうと思い知らされました。
実際今でも迷ってる自分がいるし、失敗するの嫌だなぁと常に考えています。
日本でいたらきっとこんな気持ちになることもないんだろうなぁ。
語学留学と違いワーホリは何もかも自分で探し、自分で選び、それ次第で可能性はどこまでも広がるし、同時に狭まります。
自分の限界や制限を認めてしまうことで得られるはずのものが得られなくなってしまう。
そしてそのことに自分で気づけるかどうかもとても大事なことです。
ワーホリはホリデーと呼ばれますが私にとっては自分との闘い。そして孤独との闘い。
みんなが同じ目的、同じ気持ちで来ているわけではないので、心からの仲間を見つけるのは難しいことなんやとこの4か月で感じています。
それでも諦めずに常に可能性を探し続けること、どんなに落ち込んでも自分を奮い立たせること、何事にも挑戦し続けること。
現に今わたしよりもよっぽど頑張っている人がたくさんいます。
それぞれの道を自分で見つけて求める環境を手に入れた人も。
何事も自分のものにするには努力がつきもの。
ほんま悩んでる時間なんてねーな。
ということで、これ以上考える前に飛行機のチケットをBookします。笑
次回はもっと役に立つ情報を!!
Ciao! XX
記事に出てきたバッパー、斡旋会社のリンクを一応貼っておきます。
また体験談ができれば詳しく書きますね!
Adelaide Hills Backpackers
http://adelaidehillsbackpackers.com.au/
Linx Employment (Tasmania)
http://www.linxemployment.com.au/
↑ウェブサイトから登録ができますが、なかなか連絡がなかったので私は直接Managing DirectorのKimという女性にメールしました。
翌日にすぐ返信が来たので問い合わせはメールがおすすめです。