タックスリターンを自力でやってみた結果【2017年】

お久しぶりです。相変わらずの気まぐれ更新ですみません。
今回は旬な話題のタックスリターンについてご報告しようと思います。
2017年からワーキングホリデーの税金に関しての法律が変わり、今年のタックスリターンはかなりややこしくなっていますね。
2016年の7月〜12月までは今まで通り、2017年の1月〜6月までは新しい税率が適用になるため、年度の前半と後半に分けて申請をするので手間が増えてしまいました。
そのせいか税理士さんやエージェントに頼む場合の申請費用も約2倍になっているようです。
詳しいタックスリターンの申請方法や法律の詳細については他のブロガーさん達がわかりやすく説明されているのでそちらにお任せするとして(レイジーですみません。笑)、このブログでは結果だけご報告しようと思います。

まず私は8月のはじめに一度エージェントに見積もりをお願いしました。
申請料金が安かった($45ぐらいだったはず)ことを理由に現地のエージェントにネットから申請。
2016年の分か2017年の分か入力する項目がない上ペイメントサマリーの添付もない申請だったので、これって分けなくて大丈夫なのかなーと不安に思いながらとりあえず申請してみました。
一応メッセージ欄に「どれが去年の分か書いてないけど大丈夫?」的なことを書いて申請したものの普通にスルーされて3日後ぐらいに一旦見積もりが送られてきました。
内容は、「たぶん$1,860ぐらい返ってくるけど、ちゃんと申請してみないとわからない」とのこと。
その後追加書類が必要だったため何度かやり取りをして、最終的にきたメールが衝撃的でした。



$2,062をATO(Autralian Taxisation Office)に支払ってください」と。



正直、は??????ってなりました。笑
$1,860返ってくると思ってましたからね…

理由は、ATOが私を非居住者と判断したからだそう。
ATOは新しい税率法になってから、99%のワーホリを非居住者と判断している、とそのメールに書かれていました。
とはいえ、プラス$1,800から一気にマイナス$2,000になった現実についていけず、とりあえず保留にしてほしいと返信してしばらく放心←
そこから約1ヶ月ほど現実逃避をしてやっと向き合う決心がつき、最後のあがきでもう一度違う見積もりが見てみたいと思い税理士個人事務所に連絡をしてみました。
ただ申請料金が高かった($100)ことと、見積もりだけ出すことはしてないので料金が前払いだった(見積もりだけでもかなりの手間でしょう、当然です)ので諦め、最終的に自分で申請してみようという結論に至ったのです。


ということで、ATOのMyTaxから申請。
申請をはじめるとすでにほとんどのペイメントサマリーの情報が登録されていました。
私はこの1年で何度か職が変わっていたので、合計で7件の登録がありました。

レストラン(シドニー)ー2016年
インディアンファーム(コフスハーバー)ー2016年
コスタ(コフスハーバー)ー2016年
コスタ(コフスハーバー)ー2017年
レストラン(シドニー)ー2017年
上とは別のレストラン(シドニー)ー2017年
キャッシュの仕事ー(シドニー)ー2017年

という感じです。
ちなみに最後のキャッシュの仕事は、レストランなどのキャッシングハンドではなくオフィスでの仕事でインボイスがあったのでちゃんと申請しました。
学生やワーホリの方でキャッシングハンドで働かれている方は申請しなくても大丈夫じゃないでしょうか、大きい声では言えませんが…

私が2016年度に支払ったタックスの合計は$3,023。
単純に考えて去年の分が今までの税率法でリターンできるならそれだけまるまる返ってきたわけです。
他に仕事のためにかかった交通費、エプロンや仕事に必要な用具などにかかった費用を適当に$300以下で入力し($300以上になるとレシートの提出が必要らしい)、Estimated Refundは約$500でした…

途中で保険料の免除の項目がありますが、そこに必要な書類を入手した上で申請すると$800ぐらい返金が多くなるそうです。
書類の入手に6週間かかるようで私の場合10月末に間に合わず今回は諦めましたが、来年は時間に余裕を持って早めに申請したいです…!
詳しくはしげるさんのブログを参考にしてください。


ということで申請が終わり1週間でATOからメールが。
処理が終わったので3営業日以内に登録されている銀行に返金しますとのこと。
ただ、一度$2,000払えと言われていたので金額が気になってしょうがなかったのでMyTaxで申請状況を確認することに。
しかしMyTaxではまだステイタスが「申請中」のままで確認ができませんでした。
そして3日後、ついに結果が…!



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はい。返ってきました。
最終どんな判断でこの結果になったのかは不明ですが、とにかく返金されました。
はじめに期待した金額ではなかったですが、マイナスにもならなかったので本当によかったです…


ワーホリにとってどんどん住みにくくなっているオーストラリアですが、逆境に負けずみなさん頑張りましょう!!!